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想像から創造へのチャレンジ

「置き去り検知システム」による車内温度測定

「置き去り検知システム」による車内温度測定

 

6月28日に九州北部でも梅雨明けとなり急に暑くなりましたね。
梅雨明け直後ですが先週は既に猛暑というような暑さでした。

 

弊社では以前開発した【置き去り検知システム】の夏場での動作実験も兼ねて本システムの
温度測定機能で6月30日と7月1日に車内温度を様々な条件で測定してみました。

夏場の車内は高温で危険という認識はお持ちだと思いますが

 

具体的にどの程度の温度になるかご存知でしょうか?

 

下図は6月30日の10:00〜16:00まで社用車を屋外に停めて測定した車内温度のグラフです。
測定中はほぼ50.0℃を超えており最大【57.5℃】まで車内温度が上昇しました。

 

翌日の7月1日には一度エアコンで【30.0℃】近くまで車内温度を下げた状態から
エアコンOFF後に屋外に停車して温度上昇を確認しました。グラフを見て頂くと
ほんの20分程度で+10℃上昇して【39.3℃】、測定開始から1時間後には【50.0℃】
付近まで上昇しています。

 


「外気温は気象庁HPより当日の飯塚市の気温を参照」

 

社用車での温度測定時の停車環境

後部座席をモニタするように車内に置き去り検知システムを設置

 

熱中症の危険度は温度、湿度から算出される暑さ指数(WGBT値)で判断されます。
以下は厚生労働省が提示しているWGBT値の算出表ですが温度が38℃以上ですと
湿度に関係なく熱中症の危険が高いことが分かります。

 

7月は車内での熱中症の事故が一番多い時だそうです。夏場はエアコンで車内の温度を
十分に下げていてもエアコンOFF後10分程度で熱中症の危険があるレベルまで温度が
上がる可能性があり大変危険です。同乗者がいる場合は少しの時間車から離れる場合でも
十分に気をつけてください。

 

category -BLOG   2022/07/04 14:00



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